いろいろな想い出がつまった洋服

いろいろな想い出がつまった洋服

一通り法要も終わり、ようやく気持ちも落ち着いてきたので、故人が大切にしていた物を一つ一つ見ながら遺品整理をしていくことに。

それぞれの遺品は故人にとっても想い出の物であるが、同時にそれは自分にとっても想い出の品物でもあり、久しぶりに見るそれらを眺めながら、懐かしい想い出が胸をよぎった。

特に懐かしかったのは洋服で、それは故人が大のお気に入りで、旅行に出掛ける時やちょっと高級なレストランに行く時など、よくこの洋服を着ていたなあ、と。綺麗に折り畳まれた洋服の数だけいろいろなことが思い出され、それまで気持ちは落ち着いてはいたものの、不意に涙が込み上げてきて、思わず洋服を胸に抱いてしまった。

遺品整理とは簡単に言うものの、やはり故人が大切にしていた物を処分するには忍びなく、洋服はとりあえず想い出があり過ぎるので、外出時に着ていた物は保管し、普段着だけを処分することに。時間はたっぷりとあるし、邪魔になるような物はないので、これから少しずつでも整理していければと思っている。