オタク層は票田になるのか

去る7月10日の参議院選挙において、ある一人の候補者が落選しましたが

その30万票近い得票数がニュースとなった人物が居ました。

改選組であえなく落選となった、山田太郎前参議院議員です。

表現規制に反対すると言う旗を前面に掲げた唯一の議員として

同人業界などにとって致命的となるTPPでの著作権の非親告罪化を潰すなどの

成果を上げていたのですが、選挙は残念な結果に終わってしまいました。

さて、そんな山田氏が個人の名前で30万票も集めていながら当選出来なかった理由ですが

比例代表で個人名を書かれた票が30万票であったものの、所属する新党改革自体が

一議席も取れない票しか集められなかったからです。

が、「個人名で全国から30万票」と言うのはそれ相応のインパクトがあります。

よく言われる「政治は高齢者優遇政策ばかり取る」と言うのは、

高齢者世代の投票率が高く票田になるからという理由に他なりません。

今回の選挙の実質的なテーマが改憲の是非だったという時に

「表現の自由」をメイン政策とした候補者が30万票集めたと言うのは、

ガッツリ票田とまでは行かなくともどんな政党もある程度以上

表現の自由に配慮せざるを得なくなった、と言えるでしょう。